Ape 30, 2008 Hobart, Tasmania




本日、タスマニアを離れる為、ホバートへ移動。
太郎以外のメンバーはみんなホバートからの飛行機なので、太郎とはここでお別れ。

バスの中から見た太郎の普段はしない飛び跳ねながらの見送りが嬉しい。

またどこかで会おう。
次会う時までにもっともっと前に進もう。
そして語った夢をもっと自分に近づけよう。


夜はホバートの町を少し散歩して、皆でごっつを見ながらまったり過ごす。
明日はYoshitoと一時のお別れ、そしてKojiとJojoの3人でニンビンを目指す。


それにしてもホバートの夜はえらく寒い。


Ape 29, 2008 Launceston, Tasmania














 タスマニアの旅1番の活躍をした仲間、volvoと別れの日。

本当に運良くジョシュに頂いたvolvo、最初はキーの回し方にこつがいったり、
ウインカーとワイパーが逆だったりと困ったちゃんだと思ったけど、
一度のパンク以外はエンジントラブルも全くなし。


雨の日も、風の吹く日も、仕事がOffの日までも休む事なく走ったvolvo。

最終的に走行距離はもう何周目かの約53万キロに。

日本じゃ信じられない距離をこの子は走って来たんだねえ。。。

 最後にvolvoのエンブレムを取ってこれからも一緒に旅をすることに。



すぐ壊れる車を可愛がる人の気持ちがよく分かった。

さあ、これからも一緒に旅しよう、volvo。

そして今度はゆっくり休みない。








Ape 28,2008 Launceston, Tasmania






タスマニアのキャラバン生活も今日が最後。

みんな、ここからまた少しずつバラバラに動く。

思いつきで来たタスマニア、ひょんな事でいろんな人が集まって生活した2ヶ月。

生活の中心だったキャラバンのトレーラーハウス。

くだらない話や夢を語ったベッドやみんなにうまい物を盛りだくさん
作ってもらったキッチン、

夜中にみんなで裸当然の格好で騒いだ小さなソファ、こんな部屋と出会えてよかったよかった。

こんな奇跡の様な出会いをまとめてくれてありがとう。

 最後の夜は男5人、大鍋大会で幕を閉じる。


ぼちぼち次の土地へ出発。


Ape 27,2008 Cradle mountain, Tasmania





















タスマニアのメインイベント、クレイドルマウンテンに登る日が来た。
こっちに来てから知った山クレイドル、写真を見る限りでは山というより尖った岩の固まりにしか見えないが、まあいってみよって事で車を走らせる。

ふもとから見たクレイドルは本当に奇麗。が、思ったより遠い。。。


みんな楽器と少しの荷物を持ってとりあえず出発。

ひたすら登ること約1時間、僕一人息をきらしながらメインの山手前の山頂に到着。

この時点でカメラバッグに詰まったレンズや2リットルの水、お弁当、お菓子、ポンチョ達をバッグに詰めすぎた事を少し後悔する。

けど、景色は最高。ここがちゃんとタスマニアだって事を実感する。


少しのブレイク後、尖った岩山に向かって再び歩く、歩く。

それはまるでドラクエの最後のボスの所へ向かうように、歌いながら、笑いながら、ひたすら尖った先を目指し歩く。







 そして、地面が土から岩に変わり、手を使わずのトレッキングがきつくなってきた頃、急に雲行きが怪しくなり、ぱらぱら白い粒が降ってくる。

ぱらぱらだったみぞれは一瞬で吹雪きになり、辺りは霧でまっ白。みんなもまっ白、もちろん山頂もまっ白。

これがドラクエなら先に進む所だが、さすがに適当な装備しかしてないうえ、メインが楽器やカメラ機材持参の男5人、あえなく引き返す事に。

もちろん楽器を奏でる余裕なんて全くない。


帰り道も行きとは全く違う景色、横風と一緒に白い粒が僕らの顔や手を襲う。

みんなこの状況がおかしくて、大笑いのまま下山。

























ふもとまで降りると、何事もなかったような穏やかな日差しが戻ってくる。

 頂上まで行けなかったのが少し悔いるが、まあそれも思い出。

またみんなで登ろうと約束する。


タスマニア、これでまた来る理由が一つ増えた。


Ape 26, 2008 Hobart, Tasmania













仕事も終わったのでローセストンから車で約2時間走った所にあるタスマニア1番の町、ホバートで毎週行われているサラマンカマーケットへ。

ホバートの港近くに行くと遠くからでも一目で分かる人だかり。
ここのマーケットは1ストリートにごっちゃり出店が並んでる形で、果物から古着、古本、民芸品、ヨーロピアンな雑貨等々目を引く物が盛りだくさん。

至る所で聞こえてくる音楽もバイロンではジャンベやリデュが主だったけれど、
ここではギター、マンドリン、バイオリンなんかが多い。
少し上品な感じね。

マーケット沿いにはGarallyやcaféなんかもあって、優雅な一時を過ごす。









帰りは東海岸を見ながら、のんびりドライブ。

タスマニアに来て2ヶ月、初めての観光。

改めて良い所な事を知る。


Ape 24, 2008 Launceston, Tasmania




パンプキンに続き、ポテトピッキングも終了。

これでタスマニアでの仕事は終わりだ。

来る前はどうなる事かと思ったけど、終わってみればもう少し旅を続けられるお金と、愉快な仲間達と何枚かの良い写真が手元に。

太陽の下で土にまみれてのファーム仕事、想像以上にでっかい物をもらえた。

こりゃセカンドビザってのもありか!?


Ape 22, 2008 Launceston, Tasmania





明らかに浮いているのだった(ダカフェ風

Ape 21, 2008 Launceston, Tasmania





本日太郎のbirth day。

くっきり眉毛に根っこから真面目な太郎、頭もすっきり坊主に。


夕食にKojiがハンバーグを作ってくれる。

前にグレープピッキングしたBay of firesのシャンパンとコーラで乾杯。

男5人、トレーラーハウスでのパーティーも悪くない。

太郎、おめでと。その優しさを忘れず突っ走れ。


Ape 20, 2008 Launceston, Tasmania






パンプキンのピッキングを始めてから2週間、果てしなく続いてた畑も1日分を残すのみ。

最終日なのでyoshitoのバッテリーアンプにI podを繋ぎ、トラクターからサンバや沖縄民謡の音楽を流しながらのピッキング。

皆で歌いながら、踊りながらのピッキング、あんなにくたくたになってた毎日が今は楽しく思えるのが不思議だ。


ピッキングも終わり、帰りに今までピックした畑を車で走る。

人間、割となんでも出来る事を実感実感。

ピッキングで少し太くなった指がまだ痛い。








Ape 17 ,2008 Launceston, Tasmania




Kojiに関西の事を、太郎に名古屋の事を、Jojoに和歌山の事を、
そしてYoshitoに沖縄の事を教えてもらう。

日本を出てから日本の事をいっぱい学ぶ。

僕は日本の事さえ全然知らない。

 さあ、日本の事をもっと知ろうか。






Ape 16, 2008 Launceston, Tasmania







日本を出てから早2ヶ月半。

まだ1カ国目のオーストラリア。


当初の予定よりゆるい感じだけど、まあじっくり行こう。
 まあその当初の予定ってのも航空券以外何もないんけども。

自分の直感と楽しい匂いを信じて行こう。

しかしこの町の車はやったらクラシカルでデコレーションもかわいい。

Ape 13, 2008 Launceston, Tasmania





オーストラリアは南半球、なので月が逆さま。

最近やっと見慣れた。


Ape 12, 2008 Launceston, Tasmania





ローセストンで出会った旅人みっちーも来週からシドニーへ移動の為、

今日がここでの仕事おさめ。

グレープ、パンプキン、ポテト、、、畑での思い出盛りだくさん。

ギリホリと呼ばれる同じ世代、また他の国で出会い、「あーっ、それわかるーっ」話で盛り上がりたい。


さ、がんばろ、心に余裕のあるギリホリ世代。


Ape 11, 2008 Launceston, Tasmania





 キャラバンの近くにおしゃまなnet caféがあることを知る。

寒空の中、バッテリーの減りを気にしながらの毎日から一転、、、最高のひとときだ。

ガラスの向こう側に並んでるケーキに手を出す日はそう遠くない。


Ape 09, 2008 Launceston, Tasmania






チホちゃん、ちやちゃん、ゆきちゃん、ちえちゃんの移動に続いてmippocoも一時帰国。

さすが家族、最後まで、危険な所に行かないとか、この英語使えるとか、注意事項がてんこもり。

なんだか親に怒られてるみたいだ。

Mippoco、次はタイに飛んでちや、ちほちゃんと一週間後もっかい合流するそうだ。

好きな場所で好きな人と待ち合わせ。

結局距離が近いか遠いかって違いだけで、国境なんて関係なく、どこで会うのも同じ事なんだろうねえ。

地球は思ってるより大きいけど、思ってたより近い。


Ape 08, 2008 Launceston, Tasmania





ま、まさかのポテトピッキング再来。

がんばれ、、、俺。


Ape 07, 2008 Launceston, Tasmania





サマータイム終了。

今日からオーストラリアは1時間ずれる、、、ので今日は1時間ゆっくり寝れる。。。


、、、これって得なんか!?


Ape 06, 2008 Shefield, Tasmania



































休日、mippoco、koji、yoshito、taro、jojoと楽器を持ってドライブがてらローセストンから車で約1時間の所にある町、シェフィールドに行ってみる。

この町は絵が有名らしく、町中にある建物の壁にはいろんな物が描かれている。

皆でそれらを眺めながらブラブラしてると目を引くパブを発見。

ちょっと休憩がてらKojiとyoshitoがビールを買いに行ってから数分。

Kojiが戻ってきて、何か音楽を聴かせてくれたら店員さんがビールをおごってくれるという。
店内ではすでにyoshitoの三線の音と歌声が聞こえてくる。


ということで、店内で宴開始。

みんなで楽器を奏で、歌い、おばちゃんやおじちゃん達と踊りながら
どんどん出てくるビールをみんなで飲み干す。

アルコールが入るので皆もどんどんあがるあがる。

お客も店員さんも、ごっちゃりな中、結局日が落ちるまでそこで宴が行われる。










絵の町シェフィールドは、パブと宴の町シェフィールドになった。

ローカルの人の温かさと優しさに今日も感謝感謝


Ape 05, 2008 Launceston, Tasmania




夜のハイウェイを愛車のvolvoで北へ向かい、小さな町の小さな路地にたどり着く。
辺りは静寂に包まれ、道路にある街灯は100m先に見えるだけ。

暗闇にだんだん目が慣れてくると、目の前には何頭かの馬が静かに草を食べている。


水平線まで見える星空を見ながら、南十字星を探す二人。

やがて、空中に広がる星の粒の中から、小さな南十字星を見つけ出す。

オーストラリアの国旗に描かれている南十字星と、ニュージーランドの国旗に描かれているそれとは違う十字星だという事を教わる。

話す二人の距離は手を伸ばせばすぐ届く所にある。。。



むさし30歳、jojo23歳、男2人ぶらーり深夜のドライブ。。。


Ape 03, 2008 Launceston, Tasmania













朝日が昇る頃から仕事をして、夕日が落ちる頃には家でみんなで食事をする。

シンプルな生活はとっても些細な幸せをぐっと大きくしてくれる。


Ape 01, 2008 Launceston, Tasmania




パンプキンファームのおっちゃんはとってもいかついけど、目がやさしい。

だからみんなおっちゃんの事が好きだ。